浮体式洋上風力技術研究組合(以下、FLOWRAという。)は、「NEDOエネルギー・地球環境分野成果報告会2026」において、風力発電分野における研究開発成果のポスターセッションに参加し、2025年度の研究開発成果を紹介しました。
本イベントは、NEDOがエネルギー・地球環境分野で推進する研究開発プロジェクトの成果を広く紹介する場として開催されたものです。
【開催概要】
日程:2026年7月21日(火)~2026年7月23日(木)9:30~18:00
会場:高輪ゲートウェイコンベンションセンター
NEDO成果報告会専用Webサイト:NEDOエネルギー・地球環境分野成果報告会2026
FLOWRAは、浮体式洋上風力の社会実装に向けた研究開発を推進しており、本報告会では以下の2件の研究成果をポスターセッションで紹介しました。
【ポスターセッション】
風力発電セッション時間:2026年7月21日(火)12:50~13:50
1.グリーンイノベーション基金助成事業
洋上風力発電の低コスト化プロジェクト/
研究開発項目フェーズ1―⑤浮体洋上風力における共通基盤開発/
浮体式洋上風力発電の社会実装及び国際展開に向けた共通基盤技術の開発
【研究概要】
浮体式洋上風力発電の社会実装に向け、浮体式システムの全体最適化によるリスク・コスト低減、量産化の早期実現を目指します。浮体式洋上風力の最重点要素技術課題である5つの研究テーマに取り組みます。
TWG1:浮体システム最適な設計基準・規格化等開発
TWG2:浮体システムの大量/高速生産等技術開発
TWG3:大水深における係留・アンカー施工等技術開発
TWG4:大水深に対応する送電技術の開発
TWG5:遠洋における風況観測手法等の開発
【ポスターセッション原稿】
【今後の対応】
事業開始から約1年が経過し、委託先・外注先の契約締結に時間を要したが、研究実施内容および工程を適宜見直し、概ね順調に進捗している。来年度のステージゲート審査に向け研究を着実に遂行します。
2.委託事業
風力発電等導入支援事業/洋上ウインドファーム開発支援事業
沖合における風況観測手法の確立に向けた研究開発
(フローティングライダー(以下、FLSという。)を用いた沖合の風況観測手法の確立)
【研究開発体制】
FLOWRA、株式会社ウインドエナジーコンサルティング、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人東京大学、学校法人足利大学
【研究概要】
浮体式洋上風力をターゲットとするような遠洋で水深が大きい海域では、実用的に乱流強度の観測を含めて確立された風況観測手法は存在しません。本研究開発では、FLSの乱流強度測定誤差手法の確立を目的とします。
パルスは式のVLの補正手法は、陸上動揺試験および実海域での計測データを用いた実証研究を実施し、物理モデルによる手法を確立します。一方、連続波式のVLの補正手法は、機械学習モデルによる手法を確立します。
【ポスターセッション原稿】
l-19 沖合における風況観測手法の確立に向けた研究開発
【今後の対応】
FLSによる乱流強度補正方法を確立する本研究官初の成果は、FLOWRAの主な組合員である発電事業者各社が取組む浮体式洋上風力発電の開発に用いられる。浮体式洋上風力発電所のレイアウト設計、サイト条件評価、ウインドファーム辛勝等での活用が期待され、特にサイト条件評価においては重要な位置づけになります。

