英国ノースイースト合同行政機構市長をお迎えして~技術開発と産業育成を通じて持続可能なエネルギーの普及に貢献するパートナーとなることで同意

2025.12.11

技術開発と産業育成を通じて持続可能なエネルギーの普及に貢献するパートナーとなることで同意

 

(写真左から:NECA経済成長・イノベーション・ディレクター Phil Witcherley 氏、当組合副理事長 広瀬路子、NECA市長 Kim McGuinness 氏、当組合事務局長 高清彦)

 

2025年11月20日、英国ノースイースト合同行政機構(NECA: North East Combined Authority)の市長である Kim McGuinness 氏御一行と駐日英国大使館ビジネス・通商部の皆さまを弊組合にお迎えしました。

 

NECAは、洋上風力を地域の成長戦略の中核に据えて革新的技術の開発支援と雇用創出に熱心に取り組んでいることで知られており、TIGGOR(Technology, Innovation and Green Growth for Offshore Renewables)という洋上エネルギーにおける技術開発・人材開発・産業振興プログラムを創設してORE Catapultと連携、英国政府と共に資金提供してNorth East Investment Zone(NEIZ)という投資区域も設置しています。
面談において、NECAからは同地域での洋上風力関連産業育成・中小企業支援・地域共生の取り組みのご紹介があり、更に日本の地方自治体との連携を通じた相互協力への関心表明、および本邦企業による英国洋上風力事業への参入への期待表明がありました。弊組合からは創設意義や活動概要を説明、特にNECA地域にあるBlythに拠点を持つORE Catapult との連携においては具体的なR&D協力の検討も始まっているだけでなく、他欧州連携機関とともに多国間連携(The Moonshot)を立ち上げたことを説明、NECAよりも支援して頂きたい旨も表明しました。面談の最後には、洋上風力分野における技術開発と産業育成を通じて持続可能なエネルギーの普及に貢献するパートナーとなることで同意しました。
面談を終えた弊組合の広瀬副理事長のコメントは以下の通りです:

 

「今回の訪問を通じて、NECAが洋上風力の産業形成に向けて、中小企業支援を軸に関連産業の育成と地域共生に積極的に取り組んでいる姿勢を確認できました。イギリスでの先行事例を日本市場の立ち上げにも活かしたいという協力的な姿勢を強く感じました。今後、両国における多層的な協力関係構築の有力な足掛かりとなることを期待しています。

 

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弊組合は英国をはじめとする欧州各国との連携を一層強化し、日本での浮体式洋上風力発電の商用化を通じてカーボンニュートラル社会の一日も早い実現と国内産業競争力の強化に貢献します。

 

連絡先
浮体式洋上風力技術研究組合(FLOWRA)
〒105-0004 東京都港区新橋1-1-13 アーバンネット内幸町ビル3F CROSSCOOP内
E-Mail: info@flowra.or.jp
Web: https://flowra.or.jp/
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/flowrajapan/